か行女性A

  春日局

江戸幕府3代将軍・徳川家光の乳母。「春日局」とは朝廷から賜った称号。
冷静沈着、思考の振動も強く、物事を研究、探究する人に多い意識です。
何事もどっしりと自分の中に落とし込んで考えるタイプ。
感情的なものは無く、動じず、とことん冷静に自分を保つ人。
とにかくこのような驚くほどの冷静な意識は、女性の中ではほとんどいません。
男性でも少ないかもしれない。

生まれつき持っていたものかも知れませんが、いつも変化しないこのような意識を保てるのは何か意識のコツを知っているのかと聞きたくなるほどです。
人間的ネガティブ性も一切無く性格的にもまじめなので、この意識では自分のスキも全く見せないと思うので周りの人もソバにいると緊張しただろうと想像できます。
女性としては、というより人間としてこの意識は、高い段階の修行を終えた人という感じです。

ウィキペディア:春日局

  見性院

見性院 (山内一豊室)のARR (2018/7/25)
土佐国土佐藩初代藩主、山内一豊の正室。
生没年 : 1557年-1617年

ARRの年齢は、20歳、40歳、55歳です。

20歳の意識 
P5.5。
とても愛情深いやさしい意識を感じます。
意識集中波動の質から、とても頭が良いレベルです。

40歳の意識 
P6。
この年齢の意識は、とてもすばらしい意識状態になっています。
「無」というレベルではありませんが、それに近い完全リラックス意識になっています。
心の中は、すべての想念が消え穏やかな意識が広がっています。
それ以外には何もない、とても心地良い意識の場になっています。

55歳の意識 
P7。
この年齢になると、40歳頃にあったすばらしい意識も消えています。
さらに意識レベルは上がっています。
完全リラックス意識が消え、それに代わって「無」の意識が広がっています。
この「無」も悟り系的ではなく、やさしいただそこにあるといった感じで、「あるがまま」で全く自然といったものです。
女性的な「無」を感じ、女性は悟り系とは違うこのような方向で「無」を目指し集中していくことができるという可能性が見えてきました。
見性院の意識成長段階から、これまでにはない、女性的な意識を生かした新しい到達への道を感じました。

※見性院というと、ほとんどの人は誰なのか分からないと思います。
しかし、「山内一豊の妻」と言えば、頭のどこかに残っている記憶で、良妻賢母とか賢妻といった印象が浮かんでくるかもしれません。
話だけではなく、本当にそういう人だったというのが今回のARRではっきりしました。
実際は、良妻賢母というよりそれ以上の霊的人間でした。

ウィキペディア

  高台院(北政所/おね・ねね)

高台院は豊臣秀吉の正室。
高台院の意識は、千姫の意識波動と同じく気品のある波動です。
ただ、千姫と違うのは、千姫が人当たりの柔らかい波動に比べ、高台院はかなりしっかりした毅然とした態度を示す女性に感じます。
豊臣秀吉の正室だからというのではなく、その素質を持った人だと感じます。
現代風に言えば、ハタから見れば、お嬢様でかなりお高くとまっているといった感じに取られてもおかしくない意識です。
しかし、それはしっかりとした意識を持っているといったもので、性格的にはネガティブは少しもありません。
高台院が千姫と姉妹関係だとすれば、高台院は駄々っ子の千姫をお姉さんとしてしっかり面倒見るといった性格と思えば分りやすいでしょう。

また、高台院の意識には自分の感情をコントロールしようとする波動も感じます。
自分を知っている人とも言えます。
気づく力を持った人で、いろいろと考えることも多かったと思うので、内的な気づきが自然に自己成長を促したのかもしれません。

高台院と違って、千姫はこの気づく力、自分を変えるまでは行かない人です。
お嬢様、お姫様意識にも、それぞれの意識で感じが変わってくるものです。

高台院は、意識的にも本当に豊臣秀吉の正室としてふさわしい人という感じで、この二人はベストカップルです。

ウィキペディア:高台院     高台寺掌美術館