や行男性A

  カール・グスタフ・ユング ( 1875年 ~ 1961年 )

ユングは、以前にも波動振動測定をしています。
ユングは無意識まで研究した心理学者です。

ユング60歳の頃のARRです。
このころになると、ユングの意識はサハスラーラ集中のみになっています。
その他のところに集中している意識もありません。
潜在意識全体も、かなり静かな状態になっています。
このような意識状態は、瞑想の完成に近いものです。
このころのユングの意識は、日常から瞑想状態で行動していたということがわかります。
一般的には、ここまでやれて初めて瞑想の完成といえるものです。

ユングは、心理学者ですが、無意識層まで自分の意識を向けることが出来たのは、やはりこのようなサハスラーラ集中意識があったからだと思います。
普通の心理学では、無意識層の理解は無理です。
そんなユングでも、研究出来たのは無意識層の入り口あたりまででした。
それ以上奥の無意識探求は、深層心理学でも哲学でも無理で、神秘霊的レベルになります。

この世を去る前のユングは、もっと奥の無意識まで入っていたかどうかです。
この世を去る年、1961年のユングのARRです。
60歳の頃のユングのサハスラーラ集中は、けっこう強い集中でした。
それが、その強い集中が半分以下に弱まり、そしてサハスラーラ中心に拡大しそれもやわらかい集中に変化していました。
緊張を緩めることを覚えたのかもしれません。
それが出来れば、少しは無意識の中に入っているかもしれません。
緊張を緩める、これは年だからこうなってしまったということではなりません。
体と意識は違うのです。

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【以前の波動振動測定】
名言:ポジティブ意識の智恵   (波動振動測定の説明があります)
ウィキペディア:ユング