は行女性A

  林 芙美子

若い頃からこの人の土台となっている意識は、知的な冷静さです。
物事を広く受け止める意識、いろいろな角度から観察する能力は元々備わっていた人です。
若い頃から晩年までの写真全部にこのような意識振動が入っています。

ウィキペディア:林 芙美子

  樋口 一葉

樋口一葉のARR (2018/10/6)
日本の小説家。
生没年 : 1872年-1896年

ARRは、20歳、23歳でおこないました。

20歳の意識  
P5。
非常に集中力が強く、とことん考え抜くタイプに感じます。
意識の感じも、女性としては広い気持ちがあり、潜在的能力の可能性を感じさせる人です。

23歳の意識  
P2。
根本的意識の良さは感じますが、顕在意識は落ちています。
病気が悪化しているせいだと思いますが、頭の中の冴えや集中力は消え、とても濁っている波動に感じます。

※たとえ病気が悪化しても、本来の自分の意識レベルを崩さないということは、大変な意識力が必要だということが分かります。

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【前回の波動測定】

樋口一葉は24歳という若さで死去しました。
一葉のたけくらべ自筆原稿に集中してみました。
まず感じたのは、ノドから胸までが重く感じ、それはかなりの違和感です。
結核を患っていながらの執筆だったから相当つらかったと思います。
それでもすばらしい作品を残せたのは、集中力です。
集中力はかなり強いモノがあります。
集中振動から、相当考え抜くタイプだと感じました。
意識的には、かなり純粋な人です。

ウィキペディア:樋口一葉    グ-グル検索:たけくらべ自筆原稿

  卑弥呼 

(生年不明 - 248年頃)

卑弥呼のリーディングは、邪馬台国はどこにあったか、から始まります。
まず有力な近畿地方に焦点を当ててみました。
2,3世紀頃の近畿地方、そこにいる「卑弥呼」・・・。

次に、九州に焦点を当て、その後四国にも意識を集中してみました。

しかし、卑弥呼の意識が出てきません。
卑弥呼ほど有名な人物の意識が出て来ないはずはありません。

結論です。

卑弥呼はいない、いなかった。

リーディングして、その人物がいない場合は、そのような独特な感じがあります。
要するに、そのような人物はいないという答え、そのような独特な感じがあるのです。

今回、卑弥呼を探してあちこちと場所を移動しました。
しかし、それでもその独特な感じしか出てきません。
このくらいの人物だと、場所は日本と特定すれば充分なのですが・・。

歴史ロマンを壊すような結果になりましたが、これもアカシックレコードリーディングです。

ウィキペディア:卑弥呼

  卑弥呼に比定される人物

  • 神功皇后
    この人物の意識は、「祈祷」的なことに集中していたという感じが強く出ています。
    念的な部分が強く、霊的に優れているといった意識振動はありません。
  • 倭とと日百襲媛命
    この人物は、意識が浮かんできません。
    ARRでこのような感じが出た場合は、その人物は存在していなかったとなります。
  • 倭姫命
    この人物の意識は、大聖者クラスの意識です。
    日本にもこのような人物がいたのですね。
    私がARRした12大聖者でいうと、エリヤに近い意識です。
  • 宇那比姫
    この人物も大変すばらしい意識です。
    「仮に」として、マリアを慕う弟子がいたならこのような意識振動になるかな、といったマリアに近い意識を感じます。

倭姫命は、大聖者かもしれません。
宇那比姫も、相当高い意識レベルですので、この2人のどちらかが卑弥呼であっても私は納得できます。
ただ、私は卑弥呼がどんな点ですばらしかったかは知りませんので、推測して卑弥呼像を作り上げることもできません。
卑弥呼の意識が分かるヒントでもあれば、この時代の人物をARRすることで、卑弥呼に近い意識を絞ることも出来ると思っています。

  北条 政子

北条政子の意識振動は哲学者的な集中と強さがあります。
また、表向きはやさしい感じもありますが、じわじわと厳しさも伝わって来ます。
北条政子は頭の中では非常に冷静に物事を見つめるという意識ですが、その反面気持ちの中は少し興奮気味の波動を感じます。
冷静なんですが、意外に自分の感情面を制御することは出来なかったのかもしれません。
この冷静さは、自分の感情コントロールを何とかしようとしていくうちに、自然に冷静な思考だけは身に付いて行ったのかもしれません。
私たちの周りを見ても、このような人はけっこう多いと思います。
北条政子は女性ですからかなりの制限があったと思いますが、この時代にこの意識振動はすばらしいと思います。
おそらく、かなりの能力を発揮出来た人だと思います。
こう考えても意味ありませんが、もし男であれば、頼朝の名がかすむくらいの武将になっていたかもしれません。
頼朝の意識振動と比べても集中力がまるで違います。

神護寺  (寺宝紹介に平政子書状があります)


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上記の内容は、以前に政子の書状から波動を測定したものです。
今回はARRですが、この2つの結果から、政子の人物像がはっきりしてくると思います。

北条政子のARR (2015/6/11)

北条政子は鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室。
生没年: : 1157年-1804年
ARRの年齢は、15歳、40歳、そして亡くなる1年前の67歳です。

15歳の意識
じっとしているのが嫌いな感じで、常に何かをやっていたいというエネルギーか、少しイライラしているような波動を感じます。
積極的な意識が強く感じます。
北条政子の内的な意識波動を言葉に変えれば、「やってやるぞ」といった強い意志を感じます。
この頃から、潜在的に強い野心を持っていたのかもしれません。

40歳の意識
まず、迫力があります。
意識もはっきりしていて、厳しい人といった波動を感じます。
もともと強いパワーの持ち主ですが、波動から非常に冷静で頭も良かったと思います。
潜在意識は、何か別なことに意識が向いている波動です。
策略とかいったもので、目的が決まっていて一貫として通していくといった強い波動を感じます。
集中力も並ではありません。

67歳の意識
この年齢でも、若い頃の意識であった積極性や内的パワーは少しも衰えを感じさせません。
まだ、燃えている感じです・
潜在意識は、この年齢になっても、まだ何か不満を持っている意識を感じます。
この年齢になっても、集中力は強いものを持っています。

ウィキペディア

  細川 ガラシャ(明智 玉)

細川ガラシャがこの時代にキリスト教徒になったということでどういう信仰心を持っていたか。
ご利益願望なのか、それとも自分の心の逃げ場所なのか、どうなのか。
自筆の書状からガラシャの信仰心(意識)の程度を感じてみました。
まず感じたことはハート(思い)がとても温かい、そして何より内的な感じで十分に満たされいるという思いも感じます。
悟り的な霊的振動が強いというものはありませんが、「迷いのない、一心」という意識です。
さらに、フト私の意識に上ってきた感じからこのようなことが浮かんで来ました。
細川ガラシャ自身の十分に満たされた内的意識は、他の人に対しては「憐れみ」といった慈愛の感情になっています。

ウィキペディア:細川 ガラシャ    国立国会図書館